さてインスタにて少し麦茶の話をしましたね。
腸活では水分をこまめに取ることを推奨しています。摂取する水分は水だけとは限りません。体に良い飲料を出来るだけ摂取していきましょう。
腸活において、体に良いとされる飲料は
麦茶・番茶・緑茶・お水
どれも常温が温かい状態で飲むことをお勧めしています。
逆に良くないものは
人工甘味料入りのスポーツドリンク、エナジードリンク、カフェインを含むもの
です。ですが、カフェインを含む飲み物が必ず悪いわけではありません。紅茶やコーヒーなどは食物繊維やポリフェノールが含まれているので、絶対に飲んではいけないなんてことはないのです。
そう、過ぎたるは及ばざるごとし!飲みすぎ注意ですよっていうお話なので、無理やりやめてストレスを感じるよりは適宜リラックスタイムに活用していきましょう。
さて、話がそれましたが今日は麦茶のお話。
インスタで少し触れたのですが麦茶は赤ちゃんでも飲むことが可能な飲み物です。
大人用を薄めずに与えることも可能です。じゃぁなんで子供用があるの?っていう話です。
つまるところ、簡単な話。赤ちゃんの舌は敏感だ!ということなのです。
赤ちゃんの味蕾(みらい:味を感じるセンサー)は大人の三倍あります。これは残念なことに徐々に減ってきまして、大人(30~40代ごろ)になると子供時代より1/3程減ってしまいます。なので赤ちゃんの舌というのはとても味に敏感なのです。
赤ちゃんは本能的に【甘味・塩味・旨味】を好みます。これは母乳に含まれている味の区分で、人間が生きていくうえで必要な栄養素である【エネルギー・ミネラル・タンパク質】を味蕾で感じ取って本能的に好むようになっているそうです。
逆に【苦味・酸味】というものは毒物・腐敗物を見抜くシグナルになるそうで、こちらは離乳食を食べ、経験していくことで発達し、のちのちに好みとなったりします。
子どものころは嫌いだったけど大人になったら「あれ、おいしい」って感じるもなりますよね。それが経験によって好みになった苦味や酸味だったりします。
麦茶はノンカフェインの体に良い飲み物ですが、その製造過程は焙煎。つまり加熱して炒って香ばしさをだしています。私達大人にとってはなんてことない香ばしさにしか感じませんが、敏感な赤ちゃんの舌にとっては大人と同じ濃い麦茶の香ばしさが「苦味」として感じてしまうことがあるのです。
また、赤ちゃん用の麦茶は製造過程や使われるパックなどに化学物質を使わないなどかなりの配慮がされています。赤ちゃんにつかうものへの配慮、赤ちゃんの味覚への配慮、大人用を薄める手間の排除が赤ちゃん用麦茶がある大きな理由です。
とはいえね、お高いし分けるの面倒っちゃ面倒なんですよ。
苦味は経験で慣れていくので、最初から全然大丈夫な子ももちろんいます。ちなみにわが娘はそれはもう麦茶吐き出し魔で(いや麦茶どころか母乳も吐き出し魔だったんですけど)茶染めスタイがね、たくさん生まれました。
話それちゃいましたが、1~6カ月くらいはスプーン1さじくらいが麦茶がおすすめなわけでして、たった1さじのために赤ちゃん用買う???っいうとね、経済的ではないし面倒極まりないわけでして……
そんな時にお勧めな方法を二つ。
1つ。麦茶を煮だす。
簡単なのは水出しです。えぇ、水出しが楽です。もうバカバカ飲まれる昨今は水出しですがね、それをちょっとだけ手間かけて煮だすと良いです。水道水で作っても煮出すことで塩素などが軽減されます。あと水出しよりなんか、気持ち的においしい(私だけでしょうか)
2つ。無漂白パック、有機麦茶を使う
お茶を包んでいるTバックは、白いものが多いですよね。これは漂白されているから白いんです。とはいえ、漂白されてるパックが悪いわけじゃないです。悪ければ商品にはなりません、ちゃんと国の基準をクリアしている安全な品物です。
ですが、より安全なものと考えるなら無漂白パックの有機麦茶をおすすめします。
使用される薬品類を少しでも減らすことで安心感を得られます。
ただ、有機麦茶とかは、やっぱり大手の麦茶パックとかと比べると値段は高いです。赤ちゃん用よりは安いけど。
これはもうご家庭の考え方次第です。気にならないって人も多いと思いますが、やっぱり気になるーっていう人はこういったものを使うのも良いかと思います。
薄めるか薄めないかについては、あれなんですが薄める場合は同時に湯冷ましを作っておくと便利です。
はとむぎ茶について
Instagramの3枚目のPIC。はと麦茶についてです。
こちらは最近よく飲むようになりました。ハト麦は正確には「ハトムギ」と表示され、麦とは別物の植物です。
小さなころ、数珠玉っていう植物で遊んだことありませんか?ハトムギはその数珠玉と一緒で、イネ科のジュズダマ属という植物で、漢方薬として用いられます。
こちらもカフェインはゼロですが、麦茶より苦味は強いです。
我が家では息子にイボができてしまった時から飲むようになり、今では思春期にむかっている娘のニキビ対策に飲んでいます。あと、3回目のガンになった時に抗がん効果もあるらしいっていうことに縋ったってのもあったりします(/ω\)
ハトムギに含まれているヨクイニンという成分が肌を整えてくれるのです。
ハトムギには精米の2倍のタンパク質、ビタミンB1、B2、アミノ酸、鉄、カルシウムなどが多く含まれており、イボに効く成分だけではなく美肌、むくみとり、胃の調子を整える、免疫UPなどの効果があるとされています。
最初はハトムギだけで飲むには子供たちには苦かったのでハトムギのパック1,麦茶1でブレンドして飲んでいました。
慣れてきた最近はハトムギだけでも飲めるんですが、麦茶より香ばしい感じがします。
ネット上でハトムギは妊婦さんが流産しやすくなるのですすめないという記事が出ていますが、2018年9月に発行されている日本保管代替医療学会誌によれば、ハトムギ茶と妊婦さんの流産には根拠がなにもないそうです。
適量を摂取する分には問題はないが、気になる方はやめておいた方が良いということです。
ハトムギに含まれているヨクイニンを精製したものは完全な漢方扱いになるのでそれを摂取する場合はきちんと病院と相談しましょう。
ハトムギ茶は麦茶と同じでノンカフェインでアレルギーにもなりにくいですが、苦味が強いので小さなお子さんにはおすすめできませんが、我々大人、とくに女性には良い成分が入っておりますので、ぜひ一度飲んでみてくださーい!
最後に麦茶は腐りやすいので絶対に常温保存はNGですよ!!!!
スーパーで買えるおすすめハトムギ茶
クセがなくて、ボトルじゃなくてカップでも手軽なタイプ
スーパーで買える有機麦茶
ちょっとお高めだけど……雑穀米で有名な「はくばく」さんの麦茶。これはほんとに苦味も少ないので、普通に飲みやすいです。スーパーでは見たことないかな。私はネットで子が小さいときにたまに買ってました。
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