【幼稚園~】くるみのなかには

朝晩の気温がぐっと冷え込むようになってきましたね。

今日はそんな秋におすすめの絵本をひとつご紹介します。

『くるみのなかには』

出版:講談社

作:たかお ゆうこ

発行:2017/10/19

価格:1540円

36ページ


くるみの なかには なにがある?

なかには ちいさな ちいさな たからもの


もし、りすが かくした くるみなら……

(本文引用)


この本と出合ったきっかけは、装丁の美しさ。

私、元本屋という以前に書籍の装丁マニアというか装丁の美しい本が大好きなんです。

ドーンと真ん中にリアルなクルミの絵があって、それを縁取る野イチゴや動物たち。

いったいどんなお話なのだろうと興味を惹かれました。

本を開いてみると、それはもう想像力を刺激する素敵なストーリーが描かれていました。


私は子供のころ、海の近くに住んでいて台風のあととかちょっとした嵐のあとに海岸に遊びにいくとなぜかクルミがたくさん落ちていました。

近所のおばあちゃんたちやうちの母はよくそれを拾って帰ってよく洗って干していました。

海水で自然の塩気がついて美味しかったんですけど(笑)

一緒に拾いにいきながら、幼心に私はこの硬いからの中でカラカラ動くのはなんだろう、何が入っているんだろう、そう思ったものでした。

この絵本はそんな想像をストーリーにしてくれていました。

スーパーには剥きだしで売っていることがほとんどのクルミ。

今の子たちはなかなか殻付きで見ることも少ないでしょう。

ぜひ、お子さんたちとクルミのなかにはなにがあるのか想像してみてください。

大人もちょっとキュンとしちゃう、可愛らしい想像が小さな殻の中にいーっぱい詰まっていますよ!



クルミは9~10月が収穫期で、今がまさに旬です!

クルミには食物繊維、ポリフェノール、オメガ3脂肪酸、などの栄養素が含まれています。

クルミの栄養素は腸内フローラを整えて、善玉菌を増やしてくれる腸活にとってもよい木の実の一つです。

ただナッツですので、アレルギーが出やすいのも否めない。

離乳食期のお子さんには絶対にNGですのでご注意ください。

幼児食のお子さんでも5歳以下のお子さんにはそのまま与えてはいけないと消費者庁で昨年から指導がされているので、もし取りいれるのでしたらペースト状にするなどして少量からトライしてみましょう。

アレルギーのない大人の方は1日30g(7~10粒)ほど取るのがおすすめです。


剥いてあるクルミもおすすめですが、ぜひとも殻付きを一度家庭で触れてみてください。

子どものころ、よく割ったクルミのからにお誕生日で余ったろうそくを使ってミニろうそくを作ったり、親指姫に憧れて、綿を入れてベッドにしてみたり……いろいろお子さんと遊ぶことができます。

秋の贈り物、絵本と共にぜひ楽しんでみてくださいね!


次もまた秋の絵本を紹介したいなぁと思います!

腸HAPPY*家族でゆる腸活

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