折角、腸活アドバイザーなので、それらしい絵本もご紹介したいと思います。
『うんぴ・うんにょ・うんち・うんご』
作:村上 八千世 絵:せべ まさゆき
出版:ほるぷ出版 32ページ
初版:2000年10月1日
朝、良い”うんこ”がでると1日が気持ちいいし、もし朝に出なくてもスルリと出せたらスッキリする。
”うんこ”は一つの形にとどまらない。形も、色も、匂いもたーくさん。
冷たい物を食べ過ぎると「おなかが いたくなって どろどろの うんぴが ぴーっとでる」、野菜がたりないとき、我慢をしているとき、いろいろな状態で”うんこ”は変化する。
どんなときに、どんな”うんこ”がでるのか。
そもそもなんで、うんこってでるの?
そんな疑問を絵本の中で【だいべんはかせ】が教えてくれます。
愛嬌たっぷりのうんこの絵と共に、うんことお腹について楽しく知っていける絵本です。
この本は楽しく排便について学べるだけではなく、学校のトイレにいけない子たちにも寄り添う絵本です。学校で排便をしたくなっても、冷やかされるのを恐れて我慢したり、いまだ和式であったり、様々な要因で我慢する子供は多いです。
うちの息子も低学年のころは特にトイレを我慢して駆け込むように帰宅することが多かったです。我慢を続けると=便秘につながっていきます。学校で排便をするのが嫌なら家庭である程度決まったリズムで排便ができるようになると親も子も気持ちが楽になりますよね。
著者である村上氏は日本トイレ協会主催の「学校トイレ出前講座」で小学生向けの講師を務めています。せべ氏の描く愛嬌たっぷりのうんち達が村上氏の分かりやすい文章に楽しいリズムをつけてくれます。特に小さなお子様はこういった軽快な音って好きですよね。
そして男の子は”うんち”という存在と切っても切れない……
子供と一緒に家族全員でよい【うんちの習慣】を身に着けていきましょう。
この絵本はそんな排泄に興味を持ち、ちょっぴり自分の「うんこ」が好きになれる絵本です。
お子さんと「きょうはどんな うんちがでた?」と絵本を見ながら話してみましょう。
お子さんの健康把握のコミュニケーションにも役立つこと間違いなし!
対象年齢としては就学前~小学生向けです。
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